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東京都出身。

学習院大学大学院卒。文学修士。

 

小学校時代、仲間はずれにされた経験から、人間に興味を持ち心理学を専攻。

 

結婚後、夫の転勤でほとんど英語が話せないまま、渡米。

4人の男の子を育てながら、実践的に英語力を磨き、

オハイオ州立大学で言語とコミュニケーションについて学ぶ。

海外生活の経験からコミュニケーションで大切なのは、

話す人の想いや人そのものの魅力だと確信。

 

帰国後、公文式教室で5年間英語を指導。

職場や地域のほとんどの問題がコミュニケーションに起因すると実感し

人の言葉や行動の奥にある本当の想いにアクセスするため、

個性認識学を学び、講師となる。

 

元NHK英語講師松本道弘先生に師事

インターネットチャンネルの英語・国際ニュース番組のテロップを担当。

 

日本人が苦手とする自己表現を豊かにし、言葉へのブロックを外すために、

呼吸法と発音セラピー、イメージ力とプレゼン力の強化等、

英語と文化の両面から真の国際人養成を目指す。

your english 秋本眞紀子 英語プレゼン 40代からの英会話

コミニュケーションを、そして人生を変えたスピーチセラピーとの出会い

「マムよそのお母さんのようにちゃんと話してよ、僕恥ずかしい。」

5歳の息子に言われました。

主人の転勤でカリフォルニア州に住んで1年目、30歳の時のことです。

英会話学校で会話表現は覚えてそれを使っているのに、

言いたいことが表現できない。

伝わらないことだけがわかる、そんな状態でした。

子供のために何とかしたいと思っても、どうしたらよいか全くわかりません。

公園で、舌足らずの片言の英語で楽しそうに遊んでいる

アメリカ人の小さい子たちを見ても悔しくて涙が出そうになりました。

家から車で10分のサンタモニカのビーチでカリフォルニアの青い空と海を見ながら、

「この向こうには日本がある、日本にいて日本語なら千も万も表現できる言葉があるのに!」

と心の中でよくつぶやいていました。 

 

そんな時スピーチセラピーと出会いました。

スピーチセラピーは人のスピーチ全てに責任を持って訓練するメソッドです。

始めて3か月、今までレストランに行ってもコミュニケーションがうまくできなくて、

中々ご案内もされなかったのが、スムーズに良い席に案内されました。

現地校でもお母さんたちと笑って話せるようになりました。

 

「どんな勉強や訓練をしたら、こんなに人の人生を変えるセスラピーができるようになるのかしら?」

 

何と、転居したオハイオ州コロンバスの大学にスピーチセラピストを養成する学科があったのです!

これだ!と、子育ての傍、ただその技術を学びたい一心で、

初めは大学の聴講生、後に大学院に進学しました。

そこで人間がどのように話すのか、音やスピーチを聞くのか、

言語学、医学、物理学、療法士と様々な分野の先生から教えを受けることができました。

これは人間というものをトータルで見ることができるとてもエキサイティングな経験でした。

 

私立の中高一貫の女子高に進学したころ、転機が訪れました。

きっかけは学生総会でした。

「もう少し校則を緩めていただけませんか?」という発言に対して

「校則も守らないのに校則に文句を言うなんておかしい」とおっしゃった時の先生方の勝ち誇った嬉しそうな顔が

憎らしくて、どうしたらこの悔しい気持ちを伝えられるか考えました。

そして 「よし、来年はこんなこと言われないように校則を全部守ってやる!」と固く心に誓いました。

一年間一切校則違反をせず、翌年の総会では

「一年間、校則を守りました。親がいないと映画もコンサートもいけないのでは、

文化に触れる機会も人間としての幅を広げる機会も極端に減ってしまうので、これはおかしいと思います。」

発言。その時の先生方の憮然とした顔。

「やったぁ~!」 その件と関係あるかどうかは知りませんが、いつの間にかその校則は無くなりました。

 

女子校時代、学芸会にはほぼ毎年役者として参加、文化祭では演劇部で準主役、

少しずつ自分のことを表現できるようになりました。

もっとコミュニケーションをうまくとるために、自分のこと、人のことがわかりたくて大学、大学院では

心理学を専攻しました。分野は記憶、目で見たものを覚えるのに音読の効果があるかどうかがテーマでした。

研究は面白かったのですが、すぐ実践に結びつかないことにもどかしさがありましたね。

 

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Your Englishにかけた思い

英語というツールを手に入れた時のように、

個性認識学というこのツールを手に入れたことで生活の質が変わりました。

言葉を超えたコミュニケーションが、この個性認識学というメソッドを知ることで相手が伝えたいこと、考えていることが手に取るようにわかり、Your English でもこのテクノロジーを導入、その方、その方に応じた効果的な指導を行っています。

また応用編ではこのテクノロジーを、皆さんが実生活に活かせるようにお伝えしています。

 

レッスンを通して、生徒さんたちが自分の伝えたいことを英語で話せるようになり、

自信に満ち溢れ、生き生きと前進する姿を見てきました。

 

 

 

日本語でも難しい、人とのコミュニケーションの解決策

日本に帰ってみると、言葉は通じるのに思いが伝わらない場面を、日常のいたるところで目の当たりにしました。

当時勤めていた会社でもPTAでも。

 

解決策として

人の言葉の奥にある思いにアクセスする個性認識学、四魂の窓テクノロジーを学び、

認定講師になりました。

「説明もしないで直ぐ方針を変えて仕事がしにくくてしょうがない、本当に自分勝手なんだから!」当時の職場の上司に対する不満です。

常に上司はイライラしていました。なるべく近寄らないようにして仕事をしていました。

でも個性認識学を学び始めたある日、上司の不機嫌な横顔から、上司が本当に思っていることがわかったのです。 「この職場をよくするために仕事をすぐ達成したいんだ!!説明にかける時間がもったいない!」

というのが伝わってきたのです!

思わず、 「本当にこの職場のことを良くしたいと思ってらっしゃるんですね。」と声をかけてしまいました。

「そうなのよ、だれも真剣に考えてくれないからイライラするのよ!」という言葉が返ってきました。

この日から上司との関係がガラッと変わりました。

私自身も上司の目的に注意を払って指示を真っ直ぐに聞いてわからない点はすぐ確認するようになりました。

個性認識学をベースとして的確なコミュニケーションを取ることで、スッキリお互い気分よく仕事に取り組め、

職場の雰囲気も良くなり、仕事もはかどりました。

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コミュニケーションが苦手だった子供時代

「肘をついてはいけません!」母はマナーに厳しい人で、食事の時間はとても緊張しました。

家にはいつも色々な人がいました。

弁護士の父、お受験カリスマ家庭教師の母、東京の学校に通うため下宿している従兄弟たち、

祖母、行儀見習いを兼ねた若いお手伝いさん。

体が弱かったので、外で遊ぶことは禁じられて、家の中で大人に囲まれての生活でした。

私はコミュニケーションが小さいころから苦手で、

小学校に入っても、友達とどう関わったらいいかわからなくて、相手をよく怒らせました。

仲間はずれになり、無視される、恥ずかしくて親にも先生にも話せませんでした。

自分の本音は全く話さなくなりました。勉強が嫌いで成績は散々、でも本が大好きで、

本の世界に没頭し音読は先生や大人だけではなく、仲間はずれにしている級友からも一目置かれていました。

本の世界を伝えることは得意でも、自分のことを伝えるのは苦手

それがゆえに、「誰も私のことをわかってくれない。」と思っていました。

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国際社会・社交の場で必要なコミュニケーションとは?

そんなアメリカ生活で学んだのは、国際社会で認められるために一番大切なことは、

言葉の流暢さではなく、話の内容、話し手の人間性、どういう思いで人生を生きているかという魂の想いだ、

ということです。

そしてそれを確実に聴き手に届けることです。 

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「国際社会で活躍するために、一番伝えなければいけないのは、

あなたがどういう思いで人生を生きているかという魂の想いです。」

日本人の英語が伝わらない理由

そしてなぜ日本人の英語が伝わらないのか、経験と知識の両面から納得がいきました。

May I have time?と時間を聞いて、dime(10セント硬貨)を出されたことがあります。

破裂音がないとアメリカ人にはTとDは同じ音に聞こえるのです。

破裂音ありのTでMay I have a time? と言い直したら、「あ、3時です。」とすぐ返事が返ってきました。

こういうポイントがいくつもあります。

英語と日本語の違いをただ知って、間違えたら訂正すればいいだけなのです。

自分の陥りやすい間違いとその対策を知ったことで、子供の学校のPTAや近所づきあい、大学生活、

会社関係のパーティや会合などあらゆる場面で落ち着いて振る舞えるようになりました。

言葉が話せなかったときでも、小さいころ厳しくしつけられた食事等のマナーに助けられましたが、

話せるようになるとコミュニケーションの幅と行動力がけた違いになりました。

アメリカで10代前半の子供たちに、マナーを教えるコミュニティーがあることを知ったのもこのころ、

現地のママ友の紹介です。

子供の付き添いで参加したセミナーはとても興味深い内容でした。

英語は呼吸法、発声法、発音のセラピーを通して、日本人の自己表現を豊かにする有力なツールです。

魂の想いを引き出す質問力を身につけ、自分の覆いを言葉にして伝え、

相手の想いを受け取ることができたら、多くの人の人生が変わる、

良い世の中になると信じて、Your Englishを続けています。

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